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2008.12.15
おくりびと
『おくりびと』
公式サイト http://www.okuribito.jp/
「笑って、泣けて、深く心を打つ・・・そんな映画をつくりたい!」

監督: 滝田洋二郎
音楽: 久石譲
脚本: 小山薫堂
出演: 本木雅弘 (小林大悟)
広末涼子 (小林美香)
山崎努 (佐々木生栄)
余貴美子 (上村百合子)
吉行和子 (山下ツヤ子)
笹野高史 (平田正吉)
製作: 信国一郎
エグゼクティブプロデューサー: 間瀬泰宏 (C) 映画「おくりびと」製作委員会
プロデューサー: 中沢敏明、渡井敏久
企画協力: 小口健二
撮影: 浜田毅(JSC)
照明: 高屋斎、
美術: 小川富美夫、
録音: 尾崎聡
整音: 小野寺修
装飾: 小池直実
衣装監修: 北村勝彦
ビューティーディレクター: 拓殖伊佐夫
ラインプロデューサー: 山下秀治
助監督: 長濱英高
製作主任: 砥川元宏
製作担当: 田島啓次
制作プロダクション: セディックインターナショナル
配給: 松竹
(C) 映画「おくりびと」製作委員会
(TBS、セディックインターナショナル、松竹、電通、アミューズソフトエンターテイメント、
小学館、毎日放送、朝日新聞社、テレビュー山形、TBSラジオ)
第32回モントリオール世界映画祭グランプリ受賞

納棺師とは? 旅立ちのお手伝い
意外にもこの「納棺師」の企画発案者は、俳優の本木雅弘だった。
物語の舞台は、山形県庄内平野 (酒田市)

(C) 映画「おくりびと」製作委員会
「やがて滅びゆくもの」をテーマに選んだロケ地は、納棺協会の支局もある。
大悟の実家(大悟夫婦の住処)もまた、亡き母がスナックを営んでいたため
三角のテーブルが部屋の真ん中を陣取る、不思議な生活空間を演出している。
そして、他にも出て来る、銭湯、渡り鳥・・・
そんな世の中で、昔はお通夜で家族が執り行っていた、「納棺」の儀式の代理業。
(納棺=遺体を着替えさせて、棺に綺麗におさめること)
それが、「納棺師」である。
全ての遺体が、一般のお葬式のように、ある程度準備されものばかりではなく、
孤独死した老人、自殺者など、
人間って、肉の塊だったんだ」と思わせるような遺体もある。
それ故、偏見も多い仕事でもある。(劇中では。実際は分からない。)
この映画では、山形の四季と人々を重ねて叙述的に描く。
特に、特徴のない(他と変わらない)田舎の風景だが、誰もが落ち着く。

(C) 映画「おくりびと」製作委員会
昨今、『佐賀のがばいばあちゃん』、『フラガール』など
田舎の風景とコラボした映画作品が多い。
まちづくりを兼ねてか、フィルムコミッションという地方のロケを提案する団体もあり、
地方から盛り上げようという姿勢が見られ、とても嬉しい。
しかし、本作の風景が、とてつもなく「美しい」とは、正直思わなかった。
でも、それがいいのかもしれない。
この作中の「納棺」の儀は、身のこなしがしなやかでとても美しい。
しかし、やはり「死」を扱う仕事。
どこかもの悲しさや寂しさが漂う。
山形の風景もまた、寂れた感じと懐かしさと物静かさがある。
それと納棺が混じって、ようやく、寂しい「美しさ」を醸し出すのだろう。
綺麗に描きすぎてもいけない。
そういう意味では、とても良い映画である。
もしかしたら、続く????
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